小型船舶に乗って海の沖で釣りをする場合、「桜マーク」のある「タイプA」のライフジャケットの着用が義務付けられました!
(小型船舶とは…操縦に免許が必要なエンジン付き船など。 手漕ぎボートは含まれません。)
車のシートベルトのように命を守る役割を持ち、着用していないと船長が罰則されてしまいます…!
「国土交通省型式承認品 TYPE A」と記載されてあるライフジャケットを身につけましょう。
いくつか種類・特徴があるので紹介します。
基準
安全基準に適合したライフジャケットには、国土交通省型式承認品である「桜マーク」があります。
桜マークのあるタイプには、「A」「D」「F」「G」がありますが、
小型船舶や遊漁船に乗って沖に行く場合は、桜マークがある「タイプA」でないといけないです。
このルールは国土交通省によって定められています。
「タイプA」は、
- 「浮力が7.5kg以上」
- 「浮きが、黄色やオレンジ色などの目立つ色」
- 「反射材が付いている」
- 「笛が装備してある」
といった特徴があり、
タイプの中で最もグレートが高く、全ての小型船舶に法定備品として搭載することができます。
「タイプA」は全ての小型船舶で使用可能です。
「腰巻き」「肩掛け」「ベスト」形状タイプ
主に、「腰巻きタイプ」「肩掛けタイプ」「ベストタイプ」があります。
それぞれの特徴を紹介します。
タイプ | メリット | デメリット | 価格 |
---|---|---|---|
腰巻き (自動膨張) (手動膨張) | コンパクトで最も動きやすい 熱がこもりづらい | 使用し膨張したら、ボンベ交換が必要 ボンベに使用期限がある 腰の位置に浮きが出るため、浮き輪の ように使いバランスを取ることが必要 | 高 |
肩掛け (自動膨張) (手動膨張) | 動きやすい 上半身が浮き、頭が上になりやすい | 使用し膨張したら、ボンベ交換が必要 ボンベに使用期限がある 肩周りが少し気になる | 高 |
ベスト (固型式) | 上半身が浮き、頭が上になりやすい | 動きづらい 暑くなりやすい(夏はより暑い) | 安 |
「自動膨張」「手動膨張」
「腰巻きタイプ」「肩掛けタイプ」には、ボンベによって膨らむ「自動膨張」「手動膨張」があります。
「自動膨張」は、海に落下した際、水を検知して自動で浮きが膨張します。
「手動膨張」は、手でひもを引っ張り、浮きを膨らませます。
海に落下した際に、パニックになったり意識を失う恐れもあるため、自動で浮きが膨らむ「自動タイプ」の方が安全です。
子ども用
子どもや、小さい子には、「子ども用」のライフジャケットを付けましょう。
一般の大人用のものを使うと、ライフジャケットが身体から外れたり、上手く機能しない恐れがあります…!
12歳未満の方の小児用ライフジャケット(タイプA)は、以下の条件があります。
- 体重40kg以上の小児用(浮力7.5kg以上)
- 体重15kg以上40kg未満の小児用(浮力5kg以上)
- 体重15kg未満の小児用(浮力4kg以上)
身長や体格に合うものを選びましょう。
着用例外
船に乗っていても必ず着用する必要がない、着用適用外となるケースがあります。
例
- 屋根と壁に被われた舟室内にいる場合
- 命綱・安全ベルトを着用している場合 など
ライフジャケット まとめ
船舶免許更新に行ったとき、講師が重点的にライフジャケットについて説明をしていました。
講師が説明に力を入れており、より重要性が高いのが伝わります。
堤防では、現時点でライフジャケットの着用は必須ではないですが、付けた方がもちろん安全です。
自分は「腰巻き(自動膨張)タイプ」を使っています。
ルアーキャストのとき、じゃまになりにくい。
ライフジャケットを身に付けて、釣りを楽しみましょう!
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