ライトショアジギングで飛距離を出すことは重要です!
飛距離が最も大事! とまでは言い切れませんが、重要であるのは確か。
広範囲で探れるし、遠くに飛ばせば青物がよく回遊してくる深場も攻めることができます。
遠くに発生したナブラまで届かせることもできるかもしれない。
そんなチャンスを掴むため、飛距離を出す方法をいくつか紹介します。
ロッド(竿)
ロッドを長くする
ライトショアジギングのロッド(竿)の基本的な長さは9.6フィートくらいです。
30〜40gくらいのジグをメインで使うのであれば、10〜11フィートの長さのロッドにすると飛距離を出しやすくなります。
ロッドが長いとキャストするときに遠心力が強くなって、ジグが遠くへ飛ばしやすくなるからです。
ただしロッドが長すぎるとロッドが上手く振り抜けず、キャストしづらくなるので10〜11フィートの長さにするなど、程よい長さがちょうどいいと思います。
リール
リールのサイズ
シマノのリールを例とすると4000番・5000番がおすすめです。
キャストした時にリールのライン(糸)が巻いてあるスプールからラインが放出されるので、
スプール径が大きい方がラインの放出が滑らかになって飛距離が出やすくなります。
あまりリールが大きすぎるとタックルのバランスがわるくなってしまう場合があるので、4000番・5000番がちょうどいい基本の大きさになります。
自分のリールは「15 ストラディック4000XGM」
5年愛用しています。(2023.9時点)
リールの糸巻き量
スプールのエッジ位置くらいの適正な量を巻いていると、キャストしたときスムーズにラインが出ていきます。
糸巻き量が少ないと、エッジに少し当たりながらラインが出ていくので、飛距離が落ちてしまいます。
少ない場合は下巻きを増やしたり、糸が短くなっていたら交換すると改善できます。
ライン(糸)
ラインを細くする
ライン(糸)を細くするとキャストした時のラインの空気抵抗が減り、ラインの重さが軽くなるので飛距離が伸びます!
自分はPEラインを「1.5号」から「1号」に変えたことで飛距離が伸びました!
ドラグも強く締められなくなるため、引きが強い魚がかかって走られたら、他の人と絡まるオマツリをしてしまうかもしれません。
そんなリスクがありますが、ラインが細くなると飛距離が出やすいという十分なメリットがあるので、細くしすぎないよう選ぶといいと思います。
8本編み PEライン
PEラインの構造は4本や8本の細い糸を束ねて、1本のPEラインになっています。
4本編みのPEラインより8本編みの方が表面が滑らかになるため、ガイドとの摩擦が低減され飛距離を出しやすくなります。
12本編みのPEラインもあり、さらに飛距離が出やすくなります。
ジグ
ジグの形状
ジグの重心バランス別で分けると、大きく3つの形状があります。
比重バランス | 飛距離 | アクション |
---|---|---|
リア バランス | ||
センター バランス | ||
フロント バランス |
使い勝手もよくバランスが取れているのはセンターバランスですが、
比較すると、後ろに重心があるリアバランスのジグは飛距離が出やすいです。
ジグ 「タングステン」
シルエットを小さくしてキャスト時の空気抵抗が少なくなる、
比重の高い「タングステン」素材のジグだと「鉛」素材より飛びやすいです。
自分はダイワの「TGベイト」を使用していて、よく飛ぶ感じを味わったので、鉛素材のジグに戻れなくなりました…。
価格は「鉛」より「タングステン」の方が高いですが…釣果は出やすくなるメリットがあります!
筋力
筋力がある人の方が重いジグ付けてロッドを素早く振ることができ、ジグをより飛ばすことができます。
力が全て!と言ったら身も蓋もないですが、キャストをするときロッドの反発を利用して投げれば、全然飛ばないということは少なくなると思います。
まとめ
飛距離を出す!という点に置いて紹介しました。
ある日、ルアーやカゴ釣りをしている人がいて、まったく釣れない状況の中で自分が最も飛ばした結果、魚をゲットしたこともあります。
1匹のソウダカツオでしたが、あの時の1匹は嬉しかったのを覚えています!
自分は飛距離を重視していますが、飛距離が全て!とまでは言えないので自分が求める釣り方をしてください。
好きな釣り方をしましょう!
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